国選びで悩んでいませんか?
留学する国を決定するのは大学・大学院留学で大変重要な要素です。マーケティングは国に関わらずビジネス系大学・大学院留学を目指す方の中でも人気の高い学部のひとつですし、どこの国であってもそこにビジネスがある限り、マーケティングは勉強することができます。
国によって多少の違いはあるものの、基本的に大学・大学院でのマーケティングでは、マーケティングリサーチ手法、消費者行動学、セグメンテーション・ターゲティング・ポジショニングなどのマーケティング戦略など、消費者としての普段の生活にも関わりの深い分野を学びます。
自分がどの国・地域や産業に興味があるかによって、留学する国を慎重に検討する必要があります。
アメリカでマーケティングを学ぶ
アメリカのみならずあらゆる国で通用するマーケティング分野でのキャリアアップを図るなら、アメリカへの留学は正しい選択といえます。
マーケティングの神様として世界中で崇拝されているフィリップ・コトラー教授もノースウェスタン大学などアメリカを中心に活躍されていますし、STP(Segmentation, Targeting, Position)、SWOT分析、マーケティングミックス(Marketing 4P)などビジネススクールの学生が学ぶほとんどのマーケティング理論はアメリカで誕生しています。
ほとんどの業界に関するマーケティングの研究に適しているといえるのではないでしょうか。
IT、エンターテイメント、自動車、小売、流通、教育、スポーツ、医療、など多くの分野で世界での最先端の研究が行われていますので、アメリカに留学してこれらの分野のマーケティングを観察、調査するにも適した国と言えます。シリコンバレーを中心としたITマーケティングやウェブマーケティングはもちろんのこと、古くは自動車産業最盛期だったころの製造業を中心とした商品中心マーケティング手法の歴史からも、マーケティングの移り変わりと今後のマーケティング戦略を学ぶことができるでしょう。
あらゆる業界で最先端を走るアメリカで生活するということは、一般消費者としてあらゆる業界のマーケティング手法に世界一早く接することができるということにもなります。それも大きなアメリカ留学の魅力のひとつですね。
ヨーロッパでマーケティングを学ぶ
陸続きで多くの国との交流が盛んなヨーロッパでは、アメリカにはないインターナショナルなビジネス感覚とマーケティングスキルを身につけることができます。
アメリカの大学の講義ではアメリカ企業が中心にディスカッションが進みますが、ヨーロッパの大学の講義では、国に関係なくユニークな企業を中心にディスカッションが進んでいきます。
グッチ(イタリア)、シャネル(フランス)、エルメス(フランス)などの高級ファッションブランドはもちろん、ダイムラー(ドイツ)、フォルクスワーゲングループ(ドイツ)などの自動車メーカーなど、高級商品を扱うブランドマーケティングはヨーロッパで深く学ぶことができるはずです。
また、リチャード・ブランソン率いるヴァージン・グループ(イギリス)、小売業大手のマークス&スペンサー(イギリス)、通信大手のノキア(フィンランド)、ファッションナブルな家具で革新を続けるイケア(スウェーデン)など、一般消費者としても関わりが多いブランドからそのプロモーション戦略や流通マーケティングも学ぶことができます。
オーストラリアでマーケティングを学ぶ
オーストラリアはその土地柄、特に観光、教育、鉱業、農業分野でのマーケティングキャリアを目指す人には最適です。
温暖な気候、綺麗な海、豊富な自然が生み出す観光業はオーストラリアで非常に重要な産業です。
それにプラスにて治安も良いことから多くの学生が語学留学や大学留学で世界中からやってくるため、教育業にも大変力を入れています。
また、鉱物資源が豊富で金、オパール、鉄鉱石、化学燃料では石炭、原油、天然ガスなどが採れ、農業では穀物、牛肉などの生産量が高いです。これらの産業でのマーケティングを考えている人は行く行くのキャリアの中でオーストラリアは切っても切り離せない国になることでしょう。
アジアでマーケティングを学ぶ
19世紀はヨーロッパの時代でした。
20世紀はアメリカの時代でした。
そして、21世紀はアジアの時代です。
中国、ASEAN諸国、中東は今めまぐるしい発展をしているのはご存知かと思います。新しいマーケットを求めて新しいビジネスで成功するにはアジアが今世界で最も適した場所と言えます。
ASEAN,中東マーケットでのキャリアを考えるならシンガポールがおススメです。シンガポールにはシンガポール国立大学、ナンヤン理工大学、シンガポール経営大学と世界でも上位の大学があり、マーケティング学にも大変定評があります。
東アジア、中国マーケットでのキャリアを考えるなら香港がおススメです。香港は中国語(広東語)圏ですが大学以上の教育はすべて英語で行われていますので、マーケティング学もすべて英語で学ぶことになります。香港大学、香港中文大学、香港科技大学、香港城市大学はビジネスに定評があり、特にア東アジアでのマーケティングに特化して学ぶことができます。
また、中国語を学習する機会にも恵まれるため、英語と中国語を同時に習得することができます。英語、中国語、日本語の3カ国を話せるようになればアジア、そして世界で活躍するマーケッターとして強力な武器になるはずです。
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